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本学部教員が環境科学会から2受賞

2016年会最優秀発表賞 & 2016年度優秀研究企画賞

環境科学会2016にて

環境生命科学科の徳村雅弘特任助教が、9月8、9日に開催された公益社団法人環境科学会2016年会において「2016年会最優秀発表賞(富士電機賞)」を受賞しました。同賞は、2016年会における研究成果発表の中から、優秀な発表を行った若手研究者・学生に贈られる賞です。

受賞対象となった発表は、「ハウスダストを介した臭素・リン系難燃剤の曝露のリスク評価」(徳村雅弘,三宅祐一,王斉,甲斐葉子,雨谷敬史)です。本研究は、本学教員である雨谷敬史准教授が研究代表者を務める厚生労働科学研究費補助金「室内環境中の未規制物質の網羅的解析に関する研究」(H26-化学-一般-005)の一環として実施された研究です。

また、徳村助教は、同学会の「2016年度優秀研究企画賞(2016年富士電機賞)」を受けることが決定しました。優秀研究企画賞は、環境科学分野における新規性や注目度、社会的有用性、これまでの実績にもとづく発展性などの観点から厳正な審査が行われ、2016年度では2名の若手研究者に贈られます。

受賞対象となった研究は、「バングラデシュの高濃度複合汚染排水のリスク評価と現地で適応可能な除去技術の開発」です。本研究は、バングラデシュにおける産業排水(染料や医薬品成分、ヒ素、重金属類などを高濃度に含む)の人や環境への影響について評価し、それらの汚染物質を効率よく除去する排水処理方法を、現地の状況などを考慮しながら開発する研究です。

「2016年度優秀研究企画賞(2016年富士電機賞)」の授賞式・受賞講演は、2017年9月に開催予定の環境科学会2017年会にて行われる予定です。

【関連リンク】
公益社団法人環境科学会ホームページ(別ウィンドウで開きます)