大学院薬食生命科学総合学府 修士1年生
※食品生命科学科を卒業後に大学院に進学
ゆかさん
(静岡県立静岡東高等学校出身)

 

Q1. どんなことを研究しているのですか?

食中毒が起きる仕組みを調べ、それを防ぐ方法を開発しています。食中毒菌として知られている黄色ブドウ球菌は、毒素を産生することで、吐き気、腹痛、下痢などの症状を引き起こします。卒業研究では、この毒素や関連する遺伝子などが、黄色ブドウ球菌が産生する膜構造体”メンブレンベシクル (MV)” に内包されていることを発見し、このMVがアレルギー反応を引き起こすことを明らかにしました。そこで大学院に進学した現在は、黄色ブドウ球菌がMVを産生するメカニズムを詳しく調べるとともに、その毒性を抑える成分を食品中から探索しています。この研究が進めば、食品成分を活用することで食中毒を予防する、新しい方法が確立できるのではないかと期待しています!
 

黄色ブドウ球菌の菌体からDNAを抽出中!

 

Q2. 何時頃に大学院への進学を決心しましたか?

私が大学院進学を決めたのは、学部3年生の終わり頃です。私は高校生の時から、将来は、食品メーカーに就職して研究開発をしたいと考えていました。4年生の初めは大学院に進学せずそのまま就職することも考えましたが、企業のインターンシップや合同説明会に参加し、研究開発職に就くためには、研究に関する高い専門性や知識が必要であることを実感しました。また、高度な専門知識や技術を身に付けることで、将来の選択肢が広がり、人間的にも大きく成長できると考え、大学院への進学を決めました。

 

Q3. 大学院に進学してどんなことが良いと感じていますか?

大学院に進学したことで、学部4年の卒業研究と合わせて3年間となった期間を存分に使い、より深く研究に取り組むことができています。また、研究室で培った経験と知識により、自分自身で考え、能動的・計画的に実験できるようにもなりました。さらに、自分の将来についても、じっくりと考える時間を得ることができたと感じています。そして何より、現在所属している食品衛生学研究室に入ったことで、研究の楽しさや苦難を分かち合える仲間や先輩、後輩と出会えたことは、一生の宝物になると思います。  

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