卒業研究では、教員の指導を受けながら、科学・技術に関する新しい知見をみなさん自身が発見・開発していきます。
　
多くの大学（特に私立大学）では教員1人が10名〜30名程度の学生の卒業研究を指導しており、数名のグループごとに1つのテーマで卒業研究を進めることも珍しくありません。しかし、そのような環境では自分自身が主体的に研究を進める機会は極端に少なくなり、実験機器の使用経験も積みにくいため、学びの密度は薄くなってしまいます。
　
食品生命科学科では教員1人が卒業研究を指導する学生は1〜3名、学生ごとに個別のテーマが与えられ、実験機器も自由に使うことができます 。しかも、研究室には頼りになる大学院生の先輩たちもいるので、非常に密度の濃い環境で自分自身が研究に取り組むことができ、本当の意味での研究経験を積むことができます。
  
「卒業研究」はほとんどの大学に設置されているものの、その実施体制は同じではありません。本学科の「卒業研究」は、将来に役立つ、自分自身の確かな成長を実感することができる科目です。