本田大士さん
花王株式会社
安全性科学研究所 グループリーダー
博士(食品栄養科学)、技術士(生物工学)
 
 
本田大士さん
花王株式会社
安全性科学研究所 グループリーダー
博士(食品栄養科学)、技術士(生物工学)

2006年に東京工業大学大学院 生命理工学研究科(修士課程)を修了後、花王㈱に入社。以来、化学物質の安全性評価に関する研究開発に従事。2014年に静岡県立大学で博士号を取得。

2006年に東京工業大学大学院 生命理工学研究科(修士課程)を修了後、花王㈱に入社。以来、化学物質の安全性評価に関する研究開発に従事。2014年に静岡県立大学で博士号を取得。

 

食薬分野における技術士資格の魅力

本学への入学を検討されている皆さん、食品生命科学科におけるJABEE認証は、非常に素晴らしい制度です。学科卒業と同時に技術者の唯一の国家資格である技術士の難関第一次試験をパスしたのと同等の権利を得られ、就職に有利に働く可能性があります。また、指導を受ける技術士の下で仕事を補助する技術士補として登録を受けられ、名刺に肩書を記載できます。もし、最短で卒業4年後に第二次試験に合格できれば、ほぼ最年少の技術士として注目を集めるはずです。
 
さらに、プログラム修了者は日本技術士会に入会することで様々な講演会や交流会への参加が可能になり、他社に多くの人脈を形成していくことができます。1コイン程度の参加料で、産官学の最前線の技術者や研究者の話が聞け、実際に交流できるというのは大変魅力的です。技術者としての視野を広めるのに役立ち、困ったときに頼りになる仲間を作れます。技術士会での貴重な経験が、きっと皆さんの人生をより豊かなものにするでしょう。
 
技術士には、最先端技術についての継続的な研鑽と高い技術者倫理に基づいた公益の確保が責務として求められます。私は企業で食品の安全性評価に関する研究をしていますが、こうした技術士の資質は、食品や生命科学に関する仕事をする上で、抜群の相性だと思います。なぜなら、食薬に関する技術開発は、人々の健やかな暮らしに貢献できる一方で、安全性や品質の確保が何よりも重要だからです。しかし、安全かどうかの境界は、知れば知るほどに曖昧なものです。だからこそ、技術者は常に最先端の科学技術に基づき公益を確保するための倫理的な判断をする必要があるのです。本プログラムはそうした基礎を身に着けるための最適解であり、修了の暁には、皆さんの1人ひとりが確固たる専門性と倫理観を持った技術者として社会でご活躍されることを確信しています。

食薬分野における技術士資格の魅力

本学への入学を検討されている皆さん、食品生命科学科におけるJABEE認証は、非常に素晴らしい制度です。学科卒業と同時に技術者の唯一の国家資格である技術士の難関第一次試験をパスしたのと同等の権利を得られ、就職に有利に働く可能性があります。また、指導を受ける技術士の下で仕事を補助する技術士補として登録を受けられ、名刺に肩書を記載できます。もし、最短で卒業4年後に第二次試験に合格できれば、ほぼ最年少の技術士として注目を集めるはずです。
 
さらに、プログラム修了者は日本技術士会に入会することで様々な講演会や交流会への参加が可能になり、他社に多くの人脈を形成していくことができます。1コイン程度の参加料で、産官学の最前線の技術者や研究者の話が聞け、実際に交流できるというのは大変魅力的です。技術者としての視野を広めるのに役立ち、困ったときに頼りになる仲間を作れます。技術士会での貴重な経験が、きっと皆さんの人生をより豊かなものにするでしょう。
 
技術士には、最先端技術についての継続的な研鑽と高い技術者倫理に基づいた公益の確保が責務として求められます。私は企業で食品の安全性評価に関する研究をしていますが、こうした技術士の資質は、食品や生命科学に関する仕事をする上で、抜群の相性だと思います。なぜなら、食薬に関する技術開発は、人々の健やかな暮らしに貢献できる一方で、安全性や品質の確保が何よりも重要だからです。しかし、安全かどうかの境界は、知れば知るほどに曖昧なものです。だからこそ、技術者は常に最先端の科学技術に基づき公益を確保するための倫理的な判断をする必要があるのです。本プログラムはそうした基礎を身に着けるための最適解であり、修了の暁には、皆さんの1人ひとりが確固たる専門性と倫理観を持った技術者として社会でご活躍されることを確信しています。