ヘルスケアをテーマに制限時間54時間で起業を目指すコンテスト「Tokyo Startup Weekend Healthcare」(10月2日~4日開催)において、食品栄養科学専攻 博士前期課程2年の山田良明さんを含むチーム(注1)が優勝しました。
主催者のNPO法人「Startup Weekend」は、週末の3日間でアイデアを形にすることを目的とした同名のコンテストを開催している団体です。2009年に米国で始まり、これまで700都市で1,500回以上も実施されています。このコンテストは、開催日に会場に集まった参加者がその場で企画者・開発者・デザイナーのチームを作り、3日目の午後(54時間後)までに、指定されたテーマに沿ったアプリケーション・サービスを開発して、その優秀さを競います。 山田良明さん(左から2番目)とチームメイト
山田良明さんらのチームは、「ヘルスケア」のテーマに対し、従業員の仕事のモチベーションを高め、かつ、企業へのエンゲージメントを高める法人向けメンタルヘルスケアアプリケーションを開発しました。審査では、テーマ設定、アプリケーションの完成度、実現可能性の観点で高い評価を得て優勝しました。
現在、山田良明さんを含む優勝チームのメンバーは、この優勝を契機に資金の調達やサービスの開発など起業に向けての準備を進めています。
注1…当日集まった参加者で無作為に構成された開発チーム
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(2015年12月10日)