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インドネシア大学との連携活動について

食品栄養科学部の熊澤茂則教授(食品分析化学研究室)と大学院生2名は9月10日から16日にかけて、インドネシア大学のMuhamad Sahlan博士 (インドネシア大学工学部研究地域連携副学部長) らと共同研究するプロポリスの調査を行うため、インドネシアのスラウェシ州マサンバを訪問しました。
プロポリスはミツバチが生産する樹脂状物質であり、これまでの共同研究によって、インドネシアのプロポリスには非常に有用な成分が含まれていることが判明しています。インドネシアでは、共同研究の成果に基づきプロポリスを使った製品開発も進められつつあります。今回、マサンバ市長に会う機会もあり(写真1)、市長からは「共同研究を成功させてインドネシアの産業振興に益々貢献して欲しい」と期待する声があがりました。今回の訪問についてはインドネシアの地元新聞にも掲載されました。

これに先立ち、8月29日に、Heri Hermansyahインドネシア大学研究地域連携副学長、Misri Gozan 同大バイオ医工学研究センター長、Benyamin Kusumoputro 教授(同大国際連携主研究者)、Muhamad Sahlan 博士 が本学を訪問され、本学と同大学との連携情報交換会を開催しました (写真2)。
また、同大学本部はインドネシア西ジャワ州にあることから、一同は同州と交流強化を進める静岡県の吉林章仁副知事・静岡県国際経済振興会 (SIBA) 会長を訪問し、意見交換を行いました (写真3)。さらに、インドネシアでガスエネルギー事業を展開する静岡ガスの岩崎清悟取締役・特別顧問を訪問し、意見共有を図りました (写真4)。その後、しずおかO-CHAプラザおよび静岡県国際交流協会を訪問 (写真5)した後、インドネシアに造詣が深いフリースクール元気学園清水和重理事長らと意見交換を実施しました (写真6)。

インドネシアは、世界最多のムスリム (2.1億人) を擁し、食品栄養科学分野にとっては、ハラール食を介した研究教育連携の発展および社会貢献が期待される国です

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