11月12日に静岡大学で開催された、「未来を拓く明日への懸け橋“レインボープラン” 男女共同参画シンポジウム」<地域連携による女性研究者支援 本事業の成果をもとにダイバーシティ推進へ>における「しずおか優秀若手女性研究者表彰」で、食品栄養科学部の島村裕子助教が最優秀賞、大学院薬食生命科学総合学府修士課程の妹尾奈波さんが優秀賞を受賞しました。この賞は、本学も連携機関となって平成25年度から実施している文部科学省「女性研究者研究活動支援事業(拠点型)」の一環として、静岡県内の13の大学や研究所など連携機関に所属する若手女性研究者から応募があった研究内容を審査し、優秀な研究業績を挙げたことが認められた女性研究者に贈られるものです。
島村 裕子
「植物由来成分および電解水を利用した新規食中毒制御法の開発」
妹尾 奈波
「運動トレーニングによる骨格筋中リン脂質分子種の変化へのPGC-1αの関与」
また、茶学総合研究センター研究員のモニラ パービンさんも、優秀賞を受賞しました。モニラ パービンさんのこれまで行ってきた食品成分がどのように健康増進に関与しているのか、また、現在、茶学総合研究センターで行っている緑茶カテキンの摂取による脳の加齢に伴う機能低抑制をはじめ、脳における作用機構の解明などに関する論文や数々の学会などでのポスター発表などが、評価されたものです。
【関連リンク】
「しずおか優秀若手女性研究者表彰」 審査結果について
(別ウィンドウで静岡大学「女性研究者 研究活動支援事業」のサイトが開きます)
表彰台に立つ島村助教 左から島村助教、モニラ パーピンさん、妹尾さん
(2015年11月16日)