HOME>お知らせ&トピックス>改良酵素でGABAを高効率生産
本研究成果は、Wiley-VCH社の国際化学雑誌『ChemBioChem』の表紙に選ばれ、11月5日付けで電子版が掲載されました。
<掲載された論文>
Design of a full-consensus glutamate decarboxylase and its application to GABA biosynthesis
Hiroshi Takagi, Kohei Kozuka, Kenta Mimura, Shogo Nakano, Sohei Ito
<論文表紙>
https://chemistry-europe.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/cbic.202100586
(外部サイトへリンク)
研究成果が国際化学雑誌『ChemBioChem』誌の表紙に採択γ-アミノ酪酸(GABA)は、トマトや発芽玄米などに含まれているアミノ酸の一種であり、ストレス緩和、血圧改善、睡眠の質改善などの機能性成分として知られています(図1)。GABAを含む多くの食品・加工食品が、特定保健用食品・機能性表示食品として認可されています。また、ゲノム編集食品として初めて承認された「高GABAトマト」も、GABAの含有量を高めることでトマトの商品価値を高めたものです