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![]() 私たちの研究室では酵母(Saccharomyces
cerevisiaeやSchizosaccharomyces
pombe)や麹菌の高度利用に関する研究をしています。酵母や麹菌は古来よりパン製造、アルコール飲料の醸造などに用いられてきた人類となじみ深い真核
微生物です。また、味噌や醤油の醸造においても酵母や麹菌は重要なはたらきをしています。
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【研究室の教育について】 本研究室は、研究活動を通じて学部学生・大学院生の総合的研究能力の向上を図っています。英語教育・論文紹介、安全講習会や 情報検索講習会、論文書き方講 座、学会参加、研究所・工場見学を兼ねた生産現場教育(学外研修≒研究室旅行)を行います(「年間行事」や「関連学会」参照)。研究・実験をサポートす るため、独自のコンピュータネットワークをはじめとする環境を提供しています。 【研究室で身につくスキル】 出芽酵母や大腸菌などのGRAS(安全な宿主)を用い、遺伝子組換え技術を利用して有用物質の生産や新たなアッセイ系の開発などを行っています。これにより以下のような技術を身につけ社会で活躍します。 1)DNA・RNA取り扱い(塩基配列決定、定量的PCR、発現系のデザイン、プラスミド構築、各種制限酵素・修飾酵素取り扱い等) 2)蛋白質取り扱い(蛋白質試料調製、SDS-PAGE等蛋白質分析技術、ウェスタンブロッティング等免疫学的検出技術、HPLCなどの分析技術) 3)微生物取り扱い(菌体操作等の安全技術、培養工学的検討、顕微鏡、菌種同定など) |
【研究室30年のあゆみ】 昭和62年 遺伝子工学研究室開設(帯刀益男教授) 昭和62年 竹石桂一教授着任・研究実施体制の整備 昭和63年 堀江信之助手着任・本格的な研究活動開始 平成03年 最初の卒論生(4名)を送り出す 平成03年 最初の大学院生(2名)を迎える 平成05年 最初の大学院生が修士号取得 平成07年 竹石教授、知恩会斉藤賞受賞
平成08年 堀江助手、博士号(理学)を取得平成09年 研究室10周年 平成11年 竹石教授、学部長に 平成16年 最初の博士号取者 平成18年 竹石教授、定年退官 ![]() 平成19年 研究室20周年 平成20年 生物分子工学と名称を変更 平成21年 堀江助教転出 平成22年 伊藤助教着任 平成28年 伊藤助教・准教授昇進(食品化学研究室へ) 平成29年 田中助教着任 令和3年 田中助教・准教授昇進(東京農工大へ) |