食品栄養科学専攻の学生・教員及び株式会社エコプロ・リサーチとの共同研究として発表した学術論文が、日本薬学会誌のトピックスで取り上げられました。
昨年、食品分析化学研究室の学生と教員らは、株式会社エコプロ・リサーチとの共同研究として実施した「そらまめスプラウト(新芽の部分)」に含まれる抗酸化活性成分に関する研究成果を、学術論文として国際誌Journal of Food Science誌に発表しました。この度、この論文が日本薬学会の学会誌である「ファルマシア」において、トピックスとして取り上げられ、詳しく紹介されました。
この研究では、そらまめスプラウトに、L-ドーパ(L-ジヒドロキシフェニルアラニン)が多く含まれていることが明らかになりました。L-ドーパは体内でドーパミンに変換されて、脳内神経伝達物質としても働くことが知られている化合物です。そのため、薬学分野においても、本研究が注目を浴びました。
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食品分析化学研究室