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学生の研究成果が日本生物工学会の大会トピックスに選定

食品栄養科学部4年生の中山綾花さん(食品化学研究室)の研究成果が、2017年9月に行なわれた第69回日本生物工学会大会において、特に社会的・学問的重要性が高く時事を得た優秀な研究発表として評価され、大会トピックスに選定されました。

 対象となった研究は「“超”高親和性型ペプチド輸送体の発見と輸送体工学への応用」です。栄養素の取り込みに関与する生体分子であるペプチド輸送体を解析し、これまでに報告された中で最も高機能なペプチド輸送体を見出すことに成功しました。また、このペプチド輸送体を応用することで、発酵プロセスにおいて味・香り成分の生産性を向上する新しい方法論を提案しました。風味豊かな食品の製造や、微生物を用いた有用物質の生産に応用が期待されます。

 本研究成果をもとに執筆した論文は「アグリバイオ(北隆館)2017年8月臨時増刊号:アグリ・フードの未来像」に掲載されました。

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【発表者】
中山綾花1、Vu Thi Tuyet Lan2、河合駿3、加藤竜司3、河原崎泰昌2、伊藤圭祐1
(1食品化学研究室、2生物分子工学研究室、3名古屋大学・細胞分子情報学研究室)

【関連リンク】
食品化学研究室
http://dfns.u-shizuoka-ken.ac.jp/labs/foodchem/index.ht

ml
生物分子工学研究室
http://sfns.u-shizuoka-ken.

ac.jp/geneng/