静岡県立大学 食品化学研究室は食品成分の”味と香り”について、おいしさや健康に関する機能を分子生命科学的アプローチから研究しています。

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高校生・高校の先生へ
ミニ実験付き講義「味と香りの分子論」のご依頼も随時受け付け中です。おいしさを感じる分子メカニズムを基礎から分かりやすく解説、また実験を通じて体験するものです。高校での出張授業はもちろん、個人的に話を聞いてみたければ、大学にお越し頂いて研究室でのゼミ形式とすることも可能です(大学生と直接話したり、研究設備等を見学することもできます)。 
 
食品栄養科学部の3学科
当研究室が所属する【食品生命科学科は食品企業で研究開発、品質管理、製品製造などに関わる高度専門技術者を育成するための研究・教育を実施しています。病院などでの栄養指導法の教育が主となる【栄養生命科学科】、地球規模の環境問題にも取り組む【環境生命科学科】とも協力しながら、「食」を通じた健康長寿社会の実現を目指しています。

企業の方へ
 当研究室は学術的な意義に加えて産業的に価値のある研究・技術開発を志向しています。共同研究や学生のインターンシップ受け入れ、大学での業界セミナー開催などのご相談は随時受け付けています。また本学では社会人特別選抜による大学院 博士後期課程の入試を実施しています。通常の課程博士への入学はもちろん、現在の企業に在籍しながらキャリアアップのために博士号取得を目指す方も歓迎します。お気軽にご相談ください。

トピック:土屋さん、山本さんが日本食品科学工学会で優秀賞、企業賞を受賞


日本食品科学工学会第66回大会において、土屋さくらさん(修士1年)が優秀賞を、山本深月さん(修士2年)が企業賞をそれぞれ受賞しました。これらの賞は食品科学分野における学術的重要性や社会に与えるインパクト等において特に優れた若手研究を表彰するものです。両研究成果は食品のおいしさの理解、および分子設計に役立つと期待され、大学関係者だけでなく、多くの企業研究者からも高く評価していただきました。なお、山本さんは昨年度の同大会での最優秀賞に続き、2年連続での受賞です。

トピック:受験した6名全員が初級官能評価士(日本官能評価学会認定)の資格を取得


当研究室では味や香りの受容体と食品成分の相互作用に関する研究を進めています。しかし分子レベルで得られた知見が必ずしもヒトの感覚と合致するとは限らず、おいしさを分子とヒトの両次元から統合的に解析するためには、個人差や条件によってブレやすい「ヒトの感覚」を客観的に調べるための官能評価もまた重要です。今回取得した資格は”初級”ですが、学生一人ひとりが基礎知識を身につけることで、研究室での官能評価実験を正しく進めることができ、また企業に入社した後もおいしさに関する商品開発、研究開発の専門家としてのステップアップが期待されます。

トピック:香酸柑橘ダイダイの香り成分の機能性に関する論文がBiosci. Biotechnol. Biochem.に掲載されました!


ダイダイ(橙)は清涼感のある好ましい香りを持つ香酸柑橘類の一種です。その強い酸味から生食には適していませんが、正月のお飾りに用いられる他、果汁がポン酢などに利用されています。本研究ではダイダイ果汁を絞った後の果皮残渣から精油を抽出し、化学感覚受容体であるTRPA1を活性化する香り成分が含まれることを明らかとしました。TRPA1の活性化はエネルギー代謝亢進などにつながることから、抗肥満やダイエット用途の機能性食品へのダイダイの用途開発に有用な知見が得られました。

トピック:土屋さくらさんが第20回静岡ライフサイエンスシンポジウムで発表し、最優秀ポスター賞を受賞しました!


静岡生命科学若手フォーラムは静岡県内の大学の生命科学分野の若手教員が中心となって、大学・学部・分野横断型の研究活動の推進および情報交換・情報発信の拠点として設立されたものです。毎年、静岡ライフサイエンスシンポジウムとして発表・講演会を開催しており、優れた研究成果をあげた若手(主に学生)を表彰しています。土屋さんは「マイクロラフトアレイを用いた味・香り受容体特定法の開発」について発表し、最優秀賞(1位)の受賞講演も行いました。

トピック:土屋さくらさん、松山南さんが卒業研究発表会でベストプレゼンテーション賞を受賞しました!


静岡県立大学 食品栄養科学部では、優れた研究成果をあげ、質の高い卒業研究発表を行った上位3名(各学科)を表彰しています。今回は3名中2名に当研究室の学生が選出されました。土屋さん「味覚・嗅覚受容体の網羅的スクリーニングへ向けたセカンドメッセンジャー検出系の開発」、松山さん「発光タンパク質イクオリンを用いた高感度な味覚受容体応答評価システムの開発」の発表はいずれも「健康長寿を目指す食と健康の生命科学に寄与するものであり、他の学生の模範になるもの」として高く評価されました。2人とも大学院へ進学するため、今後の活躍も大いに期待しています。

トピック:大学院修士1年の山本深月さん、西尾洋美さんが上級バイオ技術者認定試験に合格しました!


日本バイオ技術教育学会が認定するバイオ技術者認定資格には初級、中級、上級があり、上級は「バイオ技術分野の基礎から応用に至る幅広い知識を持ち、関連実験を適切かつ安全に実行しうる能力」を身につけている証となります。本学で身につけたバイオ関連の専門知識と技術を生かし、食品企業、化粧品企業、製薬企業などで活躍することが期待されます!
※全国的な合格率は50%程度ですが、当研究室からは今年受験した2名とも合格しました。

【問い合わせ先】
主任教員:伊藤圭祐(准教授)
E-mail: sukeito(ここに@を入れてください)u-shizuoka-ken.ac.jp
アクセス:静岡市駿河区谷田52-1 静岡県立大学食品栄養科学部棟4階 5403室(食品化学研究室)