研究室・ゼミ紹介

食と健康の分子機構から健康長寿実践活動支援まで

私たちの研究室では、栄養素や食品由来の生理活性成分がどのような仕組みで私たちの健康を維持する ために役立っているのかという原理を遺伝子や分子にまでつきつめて解明しようと教員、大学院生、学部4年生、客員共同研究員が一体となって研究に取り組んでいます。

栄養科学は実践の学問領域ですから、明らかにした原理を私たちの健康増進のための方策へと統合することが重要です。いわゆる健康食品の情報が氾濫する中で、真に重要な食品成分の利用法を科学 的根拠(エビデンス)に基づいて正しく提案できる知性が期待されています。そこで、21世紀COE・グローバルCOEプログラム「先導的健康長寿学術研究推進拠点」の臨床疫学研究部門の代表研究室として、機能性食品成分のエビデンスを効率よく生み出し、発信するための連携型研究システムの構築や、それを支える 実践科学者の養成にも真正面から取り組んでいます。現在の最重要課題は、生活習慣病の一次予防活 動を支援するための健康指標を明らかにすることです。

研究室のメンバーは、こつこつと課題に立ち向かう「主体性」をひとりひとりが維持しながらも、 仲間に気を配り、伝統的に和やかな雰囲気が醸し出されています。誕生日会などの親睦会は研究室内で頻繁におこなわれています。隔年に開催される同門会では、栄養専門家にとって新しいパラダイムを発見するための多くの話題が提供され、生涯にわたる研鑽の情熱を支援しています。

(合田敏尚)



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食べることの科学〜栄養の本質とは?(夢ナビライブ2013)