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卒業生・修了生インタビュー

食を通して世界中の人々の健康な生活に貢献したい
  • 2014年度 食品生命科学科 卒業
  • 2016年度 大学院食品栄養科学専攻博士前期課程修了
日清製粉株式会社 研究開発本部
岩井克機

小麦粉・小麦製品の開発に従事

私は、現在、日清製粉株式会社で、研究開発本部に所属し、小麦粉および小麦粉を使用した食品の開発に従事しております。一口に小麦粉といっても、原料小麦の種類や製粉方法の違いにより、食味や加工性は大きく異なります。したがって、製粉の用途に合わせて、最適な小麦の配合率や製粉方法を検討し、新たな小麦粉を開発することが私の仕事です。このように、私自分が開発に携わった小麦粉が、パン、麺、お菓子などへと形を変え、国内だけでなく、世界中の人々の食卓に登ることを想像すると、今の仕事は、とてもやりがいのあるものであると感じています。

食を通して世界中の人々の健康な生活に貢献したい

私は、幼い頃から食べることが大好きで、その大好きな、「食」を専門的に学びたいと考え、食品栄養科学部食品生命科学科への進学を決めました。学部および大学院での学んだことを通し、「食」は、世界中の子供からお年寄りまで ”たくさんの人が、毎日、触れ、食するものであり、この「食」を充実させることは、人々の健康で充実した生活に繋がると考えるようになりました。
学部における卒業研究では、ふすま(小麦外皮)に関する研究を行い、その過程で、小麦に秘められた機能性・可能性や、また、様々な食品に利用される加工性に魅了されました。小麦粉は、様々な加工過程により多種多様な食品に形を変え、世界中の人々の食卓に登ります。多くの食品素材の中でも特に、世界中で愛されている小麦を通して、人々の健康な生活に貢献できると考え、日清製粉株式会社への就職を決めました。

受験生の皆さんへ。広く関心を持ち、楽しみながら学びを深めてください。

本学部では、「食」について、様々な角度、多方面から学ぶことができます。また、入学後は、その学びの中で、きっと自分自身の興味のある分野に出会うことができます。
是非、「食」に関する様々なことに興味を持ち、学生生活を楽しみながら、その知識を深めてください。その先に、きっと皆さんの将来、やりたいことに出会うことができると思います。