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卒業生・修了生インタビュー

学びたいことに真剣に向き合える4年間
  • 2017年度 環境生命科学科卒業
いであ株式会社 環境測定事業部 環境化学部
西山ひろか

少人数制の利点

講義を通して環境の基礎的な知識を身に着けることができるほか、食品や栄養の講義も選択することができ、自分の興味次第でより多くのことを学べる機会があります。少人数の学科であるため、同期や先輩との関わりを作りやすく、協力して講義や実習に取り組むことのできる雰囲気があります。また、小人数制で講義の中での実習や、研究室での活動を行うことができ、十分な実験設備を使用し、先生方からの充実したご指導をいただけることも大きな魅力です。

充実した研究活動

環境生命科学科の特徴のひとつとして、3年後期の比較的早い時期に研究室に配属されることが挙げられます。自分の興味や関心のある分野について夢中で取り組んだ研究室で過ごした時間は、大学生活の中でもかけがえのない、非常に有意義なものとなりました。早い段階で研究室に配属されることで、研究を行う分野の知識をより多く習得することができます。また、研究に触れるなかで、大学院進学の可能性や就職先の分野など、卒業後の進路をより深く考えるきっかけを得ることが可能となります。

大学での学びを活かして

環境生命科学科を卒業後、社会インフラ整備と環境分野の総合コンサルタントで勤務しています。現在は環境コンサルタント事業の、環境化学分析に携わっています。業務では、河川や海域の水質試料や、土壌試料を対象に、環境基本法などに基づく項目の分析・測定を行っています。身近な生活環境の安全性の確保や、問題とされている環境への課題の解決に貢献できる仕事に、責任とやりがいを感じています。
大学に入学した時点では、環境について興味を持っていたものの、環境に関わる職業のイメージは漠然としていて、将来をはっきりと思い描くことはできていませんでした。しかし、4年間の講義や研究活動を通して、様々な選択肢に気付くことができました。大学時代に学んだ、環境に関する知識や、分析・実験に対する姿勢が現在の業務を遂行する上で大きな支えとなっています。