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卒業生・修了生インタビュー

今に繋がる環境生命科学科での学生生活
  • 2018年度 環境生命科学科 卒業
はごろもフーズ株式会社 品質保証・技術部
油井美優

現在について

私は今、はごろもフーズ株式会社の品質保証・技術部にて働いております。仕事の内容としては製品の安心安全を担保するための試験を行うことや、食品廃棄物の有効利用を目的とした物質生産の研究に携わっております。現在の仕事は環境生命科学科における授業や研究室で勉強していたことが役立っており、学生時代の経験が生かされていることを嬉しく思っています。

学生時代のこと

私が入学したころの環境生命科学科は、1つ上の先輩だけがいる新設の学科でした。この環境生命科学科では、食品生命科学科や栄養生命科学科の授業も選択にて受けることができることを知り、『環境』だけに重点を置くだけではなく、『食』に関しても学べることを魅力に感じて入学を決めました。1年生や2年生の時には、学部全体での共通した授業が多くあり、化学や英語、数学などの高校時代からの発展した授業や、環境科学や食品科学、生命科学に関する基礎的な授業が多くあります。また、3年次からは、より専門的な授業が行われます。必修科目以外の科目は、自身の選択によって自由に決められるため、自分が興味ある授業を中心に受けることができました。
3年生の終わりごろにかけて、研究室に配属されます。私は「廃棄され環境に負荷を与えている未利用再生可能資源からの有用物質生産」に関心をもったため、環境工学研究室に所属しました。研究室所属後は、テーマを決定した後に実験の計画を立てて、実際に試験を行い、レポートの作成や発表を行います。試験では上手くいかないことも多々あり、大変だった記憶もありますが、研究室の先生や先輩、同期に支えてもらい、日々をとても楽しく過ごせました。

進路について

大学や学部を決める際は色々悩むこともありましたが、私は食べることや料理をすることが好きだったため、食について勉強したいという思いから静岡県立大学の食品栄養科学部に決めました。また就職活動時もその思いがあったことから、食品業界を中心に、かつ、大学時代の経験が生かせるところで働きたいと考えておりました。

メッセージ

環境生命科学科では、主にヒトの健康に関わる『環境』について、そして『食』について学ぶことができます。環境と食とヒトの関係性を理解することで、広い視野に立って考えることができるようになれると思います。周りには頼れる先輩や先生方がおり、助けになってくれます。日々の大学生活を送る中で、自分のやりたいことが何なのかを見つけていってください。