- 管理栄養士という職を知ったことが、本学部の栄養生命科学科志望のきっかけです
- 栄養生命科学科3年生(2019年度入学)
- 滝田 紗恵さん
国家資格養成の学科なので、正直楽ではありませんが、皆同じ管理栄養士の資格を取るという目標に向かって一生懸命に頑張っているので、絆も強くなるし、あっという間に大学生活が過ぎてしまうくらい楽しいです。大学は、受け身ではなく自ら進んで学ぶ積極性が大事だと言いますが、この大学での授業は、先生方が丁寧かつ分かりやすく熱心に教えてくださるので、自然と自分から学ぼうという姿勢が育まれます。食品栄養科学部は研究に力を入れているので、研究をするにあたっての基礎的な技術を1年生のうちから身に付けることができます。
1年生は、化学や生物、物理など食と栄養に関する基礎的な科目中心で、学年が上がるにつれて栄養学に関わる専門的な科目などを学びます。また、実験・実習を通して、調理技術や給食経営管理を学んだり、病院食など臨床現場での栄養管理を学んだり、栄養業務に関わる実践的な科目についての授業を受けています。特に、1年生の時に行った調理学実習では、一つの料理や献立を作るうえで如何に効率よく手順を踏むかを毎回のように学び、自然と頭に染み付きました。それによって、普段の生活や実験でも、どうしたら効率よく作業を進められるか、頭の中で工程や流れを考えて行動するようになりました。
私は、サークルや部活動などは行っていませんが、英語の資格を取りたいと思い、TOEICや英語検定試験などを個人で受けています。英語は、これから卒業論文を書く際や働き始めても必ず求められるスキルですし、高校の頃に英語が好きになり、大学でも頑張りたいと思ったので、時間のある学生時代のうちに英語の資格を多く取ろうと勉強しています。
私は、本学の大学院へ進学し、栄養に関するより専門的な知識やスキルを深め、自ら進んで課題を見つけ考える、という力を身に付けながら研究活動に取り組んでいきたいと考えています。そして、大学院修了後は、食品企業へ就職し、大学で学んだ知識を生かしながら、より多くの人に食べてもらえるような食品を開発することに魅力を感じています。
自分の将来はわからないことだらけで不安だと思いますが、栄養生命科学科に入ったら、自分のやりたいことが見つかると思います。栄養生命科学科は少人数なので、クラス感が強く、先生方との距離も近いことが特徴です。そのため、人数が多かったらできないような実験・実習も一人一人経験できるので、スキルを磨くことができたり、わからないことがあったらすぐに先生に質問でき、丁寧な指導を受けることができます。人数が少ない分、一人一人がやることをやらないと成り立たないものが多いので、自主性も養われますし、班で一つのものを作り上げることもあるので、絆や協調性も育まれ、互いに刺激しあいながら成長できる学科です。
3年生の前期に行う大量調理の実習です。1,2年生で学んだ知識や技術を生かして、班で一つの献立を考え、食材の発注から提供まで行ったり、人事・衛生・会計管理や調理・作業工程の計画・実施・評価などをします。今までインプットしてきたものをアウトプットできる実習で、毎日大変ですが、やり切った後はとてもやりがいを感じる実習です。