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在校生インタビュー

私にとってかけがえのない食。さらに広く、多く学びたい
食品生命科学科4年生(2018年度入学)
熊田 恒希君

様々な角度から食に関することを学ぶことができます

現在、食品生命科学科の名前の通り、食品に関する内容を学んでいます。その中でも特に、皆さんがすぐに思いつくものである食の味に関することが興味深く、私自身も食べ物の中で特に重要なことは、美味しいことだと考えています。しかし、食品生命科学科では、食品の美味しさ以外にも、食品の安全性をはじめ、栄養面、生産性など、様々な角度から食に関することを学ぶことができます。食品を学ぶことは、自分が大切だと思っていること以前に、さらに大切で身に付けなくてはならないより深い分野です。

食について、さらに広く、多く学びたい

私自身を身体的に加え、精神的にも支えてくれたものは、学んで得た知恵、日々に得た経験、自分自身の持つ考えや意志でもなく、毎日、味わっていた美味しい食事でした。今でも思い出される温かく楽しい夕飯や学校帰りに買ったおやつが、何かに悩んでいる私を救ってくれました。そんな私にとってかけがえのない食について、さらに広く、多く学びたいと思い、食品生命科学科を選びました。

高校生の皆さん、是非本学科を目指してください!

しっかりとした夢や明確な目標を持つことは重要で、それらを持つ人を、私は素晴らしいと思います。食べること、料理をすることが好きなど、漠然とした理由であったとしても、食品に関して自分が興味を持っていることがあったら、本学科を目指して下さい。そのような意欲や感情に、理由など要りません。是非、食品に関する自分の興味にしたがって、勉強に励み、本学科への入学を目指してください。

将来は食品企業に就職したい

現在、私は本学科を卒業後、大学院に進学するか、就職するかのどちらかを考えています。私は、スポーツをしていることから、運動と食との繋がりに興味を持っており、大学院でそのような研究に携われるようでしたら、大学院への進学を目指したいと思っています。また、将来的には、食品企業において、商品開発やマーケティングなどに関わる業務に就きたいと考えています。

私のおすすめ授業はこれ!!

食品物理学

食品の美味しさというのは、ただ味が良いということだけではなく、見た目や香りに加え、何より食感が重要です。食感は、味と比較すると、単純であるかに思えますが、その特性は非常に複雑であり、食感は、食品の調理・加工:製造工程において、食品の美味しさに結び付く重要なものです。本講義では、食品、特に菓子類であるチョコレートなどを通して、食感に影響する分子の熱物性、構造の変化などを学ぶことができ、大変面白いです。