「大学では自分の好きなことをしたい！」と考えた時、私は食べ物が大好きだと気づきました。陸上部員として食生活や私たちの健康について考える機会がたくさんありましたが、私たちの食生活にはたくさんのニーズがあり、それは健康維持と密接に関わると感じていました。そこで「おいしさ」について学び研究したいと考えたことが理由です。本学科で、化学系の視点から幅広い科学知識を学び、健康や食の研究を通じて、社会に貢献したいと思いました。また本学のアットホームな雰囲気やおしゃれなキャンパスにも憧れを感じたことが理由です。

1 年次は化学、生物、物理学といった基礎科目を中心に学び、2 年次以降は本格的に専門的内容が増えていきます。本学科では、食品衛生学や微生物学などの食品の安全や健康にかかわる講義に加え、食品生命科学の基礎や応用となる酵素学、発酵学などの様々な視点から「食」について深く学べます。なじみのある食品の細部を学ぶことができて非常に楽しいです！特に、質問コーナーのある食品化学はとても面白いです。1 年次からの学生実験では、器具の使い方やレポートの書き方を学び、先生方からフィードバックを受ける機会も豊富にあります。

本学科で学ぶにつれ、食品生命科学の面白さを実感しています。そのため、現在はより深く学ぶために大学院進学を希望しています。一方で、4 年次の研究室配属や今後の講義も非常に楽しみで、自分がどのように「食」について学び、社会に貢献できるのかを考えたいと思います。本学科で学ぶ「食」に対する専門的知識は、安全性への寄与や品質管理、化粧品関係など、様々な貢献方法があると認識しています。本学科では、自分の興味を広げ、可能性を高める学びができると感じているので、具体的な進路については今後さらに考えたいと思います。

本学科では、食品生命科学について詳しく学べることに加えて、先生方や友人にも恵まれているなと思います。難しいと感じる内容もありますが、先生方が非常にユニークでどの講義も楽しく、いつの間にか大好きになっています。また、充実した大学生活を送る友人がたくさんいるのでとても刺激的です。本学科は食についての基礎知識から専門的技術まで、手厚い指導のもと学ぶことができるので、自分の興味を最大限に深められる環境だと思います。私たちの生活に重要な食のおいしさや健康などに興味がある方は、きっと楽しく学べると思います！