- 食品について様々な角度から学べます
- 食品生命科学科3年生(2019年度入学)
- 田口 芽依さん
食品開発の仕事に興味があったからです。色々な大学を調べる中で、食品そのものを扱い、食品素材や成分の機能性や製造技術などについて様々な角度から詳しく学べる食品生命科学科に、家政系の学科には無い魅力を感じました。この学科では、食品企業で役立つ専門的な知識や技術はもちろん、自分自身の生活に直接関係する内容も学べます。
1年次に基礎知識を身につけた後は、食品化学や発酵学、食品衛生学など「食品」そのものに関することを学びます。3年次では機器分析学や食品プロセス学などの専門科目の他、高度な食品開発の基礎となる遺伝子工学やバイオインフォマティクスなど、最新の生命科学についても学びます。器具を使った実験が多く、実践的な技術が身につきます。
入学当初は「食品開発は加工食品をつくること」くらいの漠然としたイメージしか持っていませんでしたが、講義を受ける中で、加工食品を作るための原料や素材の開発など、一つの食品ができるまでに必要な仕事はたくさんあることを知りました。卒業後は大学院に進学して学びを深め、食品素材メーカーの研究開発職に就きたいと考えています。
食品生命科学科は講義だけでなく実験もたくさんあり、専門的な視点から「食品」に触れる機会が多い学科です。比較的小人数なので、実験などはみんなで支え合う空気があり、先生方も話しやすくて全体的にとても楽しくて良い雰囲気です。生命科学に関する内容も学べるので、色々な面から食品を勉強したい人にぴったりの学科だと思います。
食品や成分の特徴や性質について詳しく学ぶ科目です。身近な食品も取り扱うので、おいしさに関する呈味成分や機能性成分などの専門知識も興味を持って自然と身につきました。また講義の中で食品を扱う様々な企業を紹介してくださったので、その企業のHPなどを見ることで自分が将来働く姿をイメージでき、学習意欲の向上にもつながりました。