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人々が望ましい食生活を営むために必要な諸々の条件のことを「食環境」と呼んでいます。
私たちは、フードサービスの関連企業や特定給食施設には、利用者の健康について配慮し、望ましい食環境を提供する社会的役割(CSR)があると考え、フードシステムを介した「食環境整備」の方法を探索しています。
これまでに行ってきた主な実践活動は以下の通りです。
【令和5年度】
●ふじのくに地球環境史ミュージアムへの展示協力
静岡市大谷にある、ふじのくに地球環境史ミュージアムにおいて、企画展「角の魅惑-日本の化石とニホンジカ-」が2022年12月3日~2023年5月7日に開催されました。
当研究室では展示協力として、シカ肉の食肉特性や調理のポイント、ロースト鹿肉の調理法に関する情報を提供しました。(写真:企画展図録の表紙と展示されたパネルの内容)
●社員食堂を活用した食環境整備の効果の検討
2023年9月から11月までの12週間、エームサービス株式会社が受託運営する、浜松市の遠鉄グループ本社の社員食堂において、「健康な食事(スマートミール)」の基準に沿った定食を昼食として提供しました。その前後に生活習慣病関連指標や、食習慣等を調べ、昼食にスマートミールを提供することによる変化について検討しました。
(左側の写真:左から院生、卒業生と市川教授
右側の写真:提供されたスマートミール(しっかり)基準の食事の一例)
【令和4年度】
●「スマートミール」の実相研究(貸店舗での販売・評価)
【令和2年度】
●シカ肉の「曽我漬」
富士宮市の特産品「曽我漬」にシカ肉を漬け込んだ際の食肉特性についての研究内容が全日本鹿協会第12号に掲載されました。
●「きちんと野菜 東海道・峠越え弁当」を天神屋と共同で開発
地元の食材をたくさん使用し、厚生労働省の「スマートミール」の"しっかり"の基準を満たしたバランスの良いお弁当を、「おむすび・お弁当の天神屋」と共同で開発しました。このお弁当は、『弥次さん喜多さんが旅した宇津ノ谷峠を巡る健康ウォーキング』で配られました。
●静岡県立大学×NASUBI「静岡ブランド健康食」に協力
食と健康に関するデータに基づく、健康的な食の提供モデルとして取り組まれた、静岡県立大学×NASUBI「静岡ブランド健康食」の活動に携わりました。企業の方に1か月間の昼食トライアルが実施され、意識の向上・および体質改善の効果が実証されました。
季節の野菜、地元の港に水揚げされる天然地魚が使われ、スマートミール基準に沿ったお弁当となっています。
【令和元年度】
●「バランス弁当」の考案・販売
当研究室の4年生が考案した4種類の「バランス弁当」が、草薙キャンパス学生ホール2階売店及びはばたき棟2階売店(昼のみ営業)において、12月17日から20日までの4日間にわたり販売されました。
今回の「バランス弁当」は、当研究室の卒業研究「大学におけるヘルシーメニューの提供による食環境整備に関する研究」の一環として、全学的に行った学内売店の利用に関するアンケート結果をもとに立案しました。アンケート結果からは、栄養バランスの偏った食事や野菜不足を改善したいと考えている人や、食事を選ぶ際に価格やボリュームを重視している人が、学生にも職員にも多いことが明らかとなりました。
そこで、栄養バランスの良い献立であること、野菜がたっぷり(140g以上)入っていること、食べた時の満足感などにこだわったお弁当を、ニーズに沿った価格でご提供しました。
【平成30年度】
●「静岡県・忠清南道友好協定締結5周年記念 大学生クッキングリレー事業」に参加
当研究室及び当学部の学生が考案・調理したお弁当を通じ、韓国の学生とお互いの食文化について学びました。
また、考案したレシピを用いた「静岡県立大学×韓国忠清南道・公州大学校コラボ弁当」が、後日しずてつストア31店舗にて販売されました。
【平成29年度】
●「大学は美味しい!!」フェア(新宿高島屋)に出展
【平成27年度~】
●静岡県農業法人協会 地元企業からの依頼によるコンサルタント
マーケティングに課題を抱える法人に学生が出向き、コンサルティングを実施するAgri Business Consulting (ABC) 事業に、本学経営情報学部岩崎ゼミと参加しました。平成27年度は、㈱清水養鶏場と㈱佐野ファームより依頼を受け、HPや、レストラン向けのレシピ開発、栄養成分の検討等を行いました。
【平成26年度~】
●株式会社杏林堂薬局 健康弁当の開発・監修
浜松を中心に大きなシェアを誇るドラッグストア「杏林堂薬局」の管理栄養士と、市内の仕出し・弁当会社との協働で、栄養バランスに配慮した健康弁当の開発を行い、杏林堂薬局店舗、大学売店等で販売しています。
高齢者・サラリーマン・お母さん等の対象別や、季節ごとの商品展開を進め、「天下泰平祭り」のイベント参加弁当「家康に倣う長寿弁当」は、平成28年の「デリカ・デッセントレードショー」(東京ビッグサイト)で部門別優秀賞を受賞しました。
【平成24年度~】
●アオノミート株式会社・中部電力株式会社 災害時向け備蓄食品の開発
避難時に必要な栄養素の補給、塩分の低減、幼児から高齢者までが食べることのできる形態の備蓄食品を開発しました。
●静岡市 国連軍縮会議レセプションにおける「おもてなし料理」の提供
●株式会社静鉄ストア 栄養バランス弁当の開発
地元の食品スーパーとの共同により、地場産物や旬の食材を使用した「栄養士のたまごがあなたのためにつくったお弁当 第1弾・第2弾」を立案し、販売しました。
【平成23年度~】
●NPO法人ニット工房ライク(就労者支援施設) キーマカレーをはじめとする、 オリジナルレシピの提案と調理指導<現在も継続中>
●伊豆市、ごはん屋さくら 「イズシカめんち」の開発・販売<現在も継続中>
食害問題解決のために管理捕獲した有害鳥獣を廃棄せずに地域資源として活用することは、捕獲活動の継続化にとって重要です。
伊豆市食肉加工センター(「イズシカ問屋」)では、捕獲されたシカの受け入れ、衛生的な処理と熟成、精肉を行っており、そのシカ肉は「平成27年度しずおか食セレクション」にも認定されました。
高たんぱく質・低脂肪で鉄分豊富な「イズシカ」肉を100%使い(動物性脂肪無添加)、守るべき伊豆特産のワサビ、椎茸も入れて、伊豆の味覚がギュッと詰まったメンチカツを考案しました。
シカ肉初心者にも食べやすく、ほんのり野性味を感じる、高級ジビエに負けないおいしさです。
手軽に召し上がっていただき、シカ肉利用のきっかけになることを目指しています。
由比の「ごはん屋さくら」で先行販売しています。
(「研究内容」ページを参照:ニホンジカの肉を食資源として利活用するための食肉特性の解析、調理・加工法の集積、製品開発を進めてきました。)
【平成22年度~】
●株式会社三和化学研究所 モンドセレクション金賞受賞の新しい経口栄養補助食品のレシピ展開
経口栄養補助食(ONS)「JuiciO」発売時に、患者様の嗜好に合わせたレシピ展開のヒントを提案しました。飲むことによる栄養摂取だけでなく、JuiciOがもつ風味や綺麗な色を料理やデザートと幅広い形で摂取できることで、栄養補給が楽しみな時間となることを期待しています。
【平成21年度以前】
●湖中ゼミ(国際関係学部)・株式会社レパスト TFT(Table For Two)<現在も継続中>
TFTとは、開発途上国と先進国との「食」不均衡をなくすための活動で、先進国でヘルシーメニューを購入すると、1食につき20円が開発途上国に寄付される仕組みになっています。本研究室は、本学学生食堂で実施中のTFT活動で提供しているヘルシーメニューの立案を担当しました。また、これに先立ち学生を対象としたマーケティング・リサーチを行い、エネルギー量、野菜量、価格等を設定。栄養学的配慮、消費者ニーズ、経営の3つがそろった食環境整備に1歩近づきました。
●東京ガス株式会社・静岡ガス株式会社 特定給食施設への新調理システム導入による栄養素等摂取量の変化に関する研究/最適厨房環境に関する研究<現在も継続中>
(「研究内容」ページを参照)
●株式会社セブン-イレブン・ジャパン・静岡県 産・学・官の連携による食育応援弁当・デリの開発
食育月間における県厚生部の取組みの一つとして、県と「地域活性化包括連携協定」を締結しているセブン-イレブン・ジャパンとの協働により、“栄養学を学ぶ学生”と“消費者”の2つの視点から、弁当「野菜ってい~ら!しぞーか弁当」、2種類の惣菜(デリ)の企画・開発を行い、県内セブン-イレブンおよびイトーヨーカドー全店で販売されました。商品コンセプトは、県の食育月間テーマ=「野菜大好き!!」に合わせました。
●株式会社静鉄ストア・石田フード株式会社 健康惣菜の開発・販売
●シャープ株式会社 調理による糖質吸収抑制の検討(特許出願)
過熱水蒸気オーブン「ヘルシオ」を利用した健康メニューの提案として、低GIメニューの開発とメニューのGI実測試験を実施し、食品の組合せや調理法による糖質吸収抑制の法則性について検討を行いました。
●グレアフィールド株式会社 紫ヤムイモの機能性に関する研究(レシピ開発)
●富士物産株式会社 粘性を有する食品を用いた健康志向食品の開発
●アオノミート株式会社 Glycemic Index(GI)に配慮した新しいヘルシーメニューの開発(H19年度 地域課題に係る産学共同研究委託事業(静岡市産学交流センター))
生活習慣病の予防を目的に、従来の「エネルギー」「栄養バランス」への配慮に加えて、食後血糖上昇能を示すGlycemic Index (GI)の概念をとり入れた食事の提案の第1号です。
GIにもとづいた食品の選択、食品の組み合わせによる「GIが低い食事」の解明を行いました。
また、これらの研究成果をもとに、冷凍の総菜セット「カラダECO」を開発しました。
私たちは、フードサービスの関連企業や特定給食施設には、利用者の健康について配慮し、望ましい食環境を提供する社会的役割(CSR)があると考え、フードシステムを介した「食環境整備」の方法を探索しています。
これまでに行ってきた主な実践活動は以下の通りです。
【令和5年度】
●ふじのくに地球環境史ミュージアムへの展示協力
静岡市大谷にある、ふじのくに地球環境史ミュージアムにおいて、企画展「角の魅惑-日本の化石とニホンジカ-」が2022年12月3日~2023年5月7日に開催されました。
当研究室では展示協力として、シカ肉の食肉特性や調理のポイント、ロースト鹿肉の調理法に関する情報を提供しました。(写真:企画展図録の表紙と展示されたパネルの内容)
●社員食堂を活用した食環境整備の効果の検討
2023年9月から11月までの12週間、エームサービス株式会社が受託運営する、浜松市の遠鉄グループ本社の社員食堂において、「健康な食事(スマートミール)」の基準に沿った定食を昼食として提供しました。その前後に生活習慣病関連指標や、食習慣等を調べ、昼食にスマートミールを提供することによる変化について検討しました。
(左側の写真:左から院生、卒業生と市川教授
右側の写真:提供されたスマートミール(しっかり)基準の食事の一例)
【令和4年度】
●「スマートミール」の実相研究(貸店舗での販売・評価)
【令和2年度】
●シカ肉の「曽我漬」
富士宮市の特産品「曽我漬」にシカ肉を漬け込んだ際の食肉特性についての研究内容が全日本鹿協会第12号に掲載されました。
●「きちんと野菜 東海道・峠越え弁当」を天神屋と共同で開発
地元の食材をたくさん使用し、厚生労働省の「スマートミール」の"しっかり"の基準を満たしたバランスの良いお弁当を、「おむすび・お弁当の天神屋」と共同で開発しました。このお弁当は、『弥次さん喜多さんが旅した宇津ノ谷峠を巡る健康ウォーキング』で配られました。
●静岡県立大学×NASUBI「静岡ブランド健康食」に協力
食と健康に関するデータに基づく、健康的な食の提供モデルとして取り組まれた、静岡県立大学×NASUBI「静岡ブランド健康食」の活動に携わりました。企業の方に1か月間の昼食トライアルが実施され、意識の向上・および体質改善の効果が実証されました。
季節の野菜、地元の港に水揚げされる天然地魚が使われ、スマートミール基準に沿ったお弁当となっています。
【令和元年度】
●「バランス弁当」の考案・販売
当研究室の4年生が考案した4種類の「バランス弁当」が、草薙キャンパス学生ホール2階売店及びはばたき棟2階売店(昼のみ営業)において、12月17日から20日までの4日間にわたり販売されました。
今回の「バランス弁当」は、当研究室の卒業研究「大学におけるヘルシーメニューの提供による食環境整備に関する研究」の一環として、全学的に行った学内売店の利用に関するアンケート結果をもとに立案しました。アンケート結果からは、栄養バランスの偏った食事や野菜不足を改善したいと考えている人や、食事を選ぶ際に価格やボリュームを重視している人が、学生にも職員にも多いことが明らかとなりました。
そこで、栄養バランスの良い献立であること、野菜がたっぷり(140g以上)入っていること、食べた時の満足感などにこだわったお弁当を、ニーズに沿った価格でご提供しました。
【平成30年度】
●「静岡県・忠清南道友好協定締結5周年記念 大学生クッキングリレー事業」に参加
当研究室及び当学部の学生が考案・調理したお弁当を通じ、韓国の学生とお互いの食文化について学びました。
また、考案したレシピを用いた「静岡県立大学×韓国忠清南道・公州大学校コラボ弁当」が、後日しずてつストア31店舗にて販売されました。
【平成29年度】
●「大学は美味しい!!」フェア(新宿高島屋)に出展
【平成27年度~】
●静岡県農業法人協会 地元企業からの依頼によるコンサルタント
マーケティングに課題を抱える法人に学生が出向き、コンサルティングを実施するAgri Business Consulting (ABC) 事業に、本学経営情報学部岩崎ゼミと参加しました。平成27年度は、㈱清水養鶏場と㈱佐野ファームより依頼を受け、HPや、レストラン向けのレシピ開発、栄養成分の検討等を行いました。
【平成26年度~】
●株式会社杏林堂薬局 健康弁当の開発・監修
浜松を中心に大きなシェアを誇るドラッグストア「杏林堂薬局」の管理栄養士と、市内の仕出し・弁当会社との協働で、栄養バランスに配慮した健康弁当の開発を行い、杏林堂薬局店舗、大学売店等で販売しています。
高齢者・サラリーマン・お母さん等の対象別や、季節ごとの商品展開を進め、「天下泰平祭り」のイベント参加弁当「家康に倣う長寿弁当」は、平成28年の「デリカ・デッセントレードショー」(東京ビッグサイト)で部門別優秀賞を受賞しました。
【平成24年度~】
●アオノミート株式会社・中部電力株式会社 災害時向け備蓄食品の開発
避難時に必要な栄養素の補給、塩分の低減、幼児から高齢者までが食べることのできる形態の備蓄食品を開発しました。
●静岡市 国連軍縮会議レセプションにおける「おもてなし料理」の提供
●株式会社静鉄ストア 栄養バランス弁当の開発
地元の食品スーパーとの共同により、地場産物や旬の食材を使用した「栄養士のたまごがあなたのためにつくったお弁当 第1弾・第2弾」を立案し、販売しました。
【平成23年度~】
●NPO法人ニット工房ライク(就労者支援施設) キーマカレーをはじめとする、 オリジナルレシピの提案と調理指導<現在も継続中>
●伊豆市、ごはん屋さくら 「イズシカめんち」の開発・販売<現在も継続中>
食害問題解決のために管理捕獲した有害鳥獣を廃棄せずに地域資源として活用することは、捕獲活動の継続化にとって重要です。
伊豆市食肉加工センター(「イズシカ問屋」)では、捕獲されたシカの受け入れ、衛生的な処理と熟成、精肉を行っており、そのシカ肉は「平成27年度しずおか食セレクション」にも認定されました。
高たんぱく質・低脂肪で鉄分豊富な「イズシカ」肉を100%使い(動物性脂肪無添加)、守るべき伊豆特産のワサビ、椎茸も入れて、伊豆の味覚がギュッと詰まったメンチカツを考案しました。
シカ肉初心者にも食べやすく、ほんのり野性味を感じる、高級ジビエに負けないおいしさです。
手軽に召し上がっていただき、シカ肉利用のきっかけになることを目指しています。
由比の「ごはん屋さくら」で先行販売しています。
(「研究内容」ページを参照:ニホンジカの肉を食資源として利活用するための食肉特性の解析、調理・加工法の集積、製品開発を進めてきました。)
【平成22年度~】
●株式会社三和化学研究所 モンドセレクション金賞受賞の新しい経口栄養補助食品のレシピ展開
経口栄養補助食(ONS)「JuiciO」発売時に、患者様の嗜好に合わせたレシピ展開のヒントを提案しました。飲むことによる栄養摂取だけでなく、JuiciOがもつ風味や綺麗な色を料理やデザートと幅広い形で摂取できることで、栄養補給が楽しみな時間となることを期待しています。
【平成21年度以前】
●湖中ゼミ(国際関係学部)・株式会社レパスト TFT(Table For Two)<現在も継続中>
TFTとは、開発途上国と先進国との「食」不均衡をなくすための活動で、先進国でヘルシーメニューを購入すると、1食につき20円が開発途上国に寄付される仕組みになっています。本研究室は、本学学生食堂で実施中のTFT活動で提供しているヘルシーメニューの立案を担当しました。また、これに先立ち学生を対象としたマーケティング・リサーチを行い、エネルギー量、野菜量、価格等を設定。栄養学的配慮、消費者ニーズ、経営の3つがそろった食環境整備に1歩近づきました。
●東京ガス株式会社・静岡ガス株式会社 特定給食施設への新調理システム導入による栄養素等摂取量の変化に関する研究/最適厨房環境に関する研究<現在も継続中>
(「研究内容」ページを参照)
●株式会社セブン-イレブン・ジャパン・静岡県 産・学・官の連携による食育応援弁当・デリの開発
食育月間における県厚生部の取組みの一つとして、県と「地域活性化包括連携協定」を締結しているセブン-イレブン・ジャパンとの協働により、“栄養学を学ぶ学生”と“消費者”の2つの視点から、弁当「野菜ってい~ら!しぞーか弁当」、2種類の惣菜(デリ)の企画・開発を行い、県内セブン-イレブンおよびイトーヨーカドー全店で販売されました。商品コンセプトは、県の食育月間テーマ=「野菜大好き!!」に合わせました。
●株式会社静鉄ストア・石田フード株式会社 健康惣菜の開発・販売
●シャープ株式会社 調理による糖質吸収抑制の検討(特許出願)
過熱水蒸気オーブン「ヘルシオ」を利用した健康メニューの提案として、低GIメニューの開発とメニューのGI実測試験を実施し、食品の組合せや調理法による糖質吸収抑制の法則性について検討を行いました。
●グレアフィールド株式会社 紫ヤムイモの機能性に関する研究(レシピ開発)
●富士物産株式会社 粘性を有する食品を用いた健康志向食品の開発
●アオノミート株式会社 Glycemic Index(GI)に配慮した新しいヘルシーメニューの開発(H19年度 地域課題に係る産学共同研究委託事業(静岡市産学交流センター))
生活習慣病の予防を目的に、従来の「エネルギー」「栄養バランス」への配慮に加えて、食後血糖上昇能を示すGlycemic Index (GI)の概念をとり入れた食事の提案の第1号です。
GIにもとづいた食品の選択、食品の組み合わせによる「GIが低い食事」の解明を行いました。
また、これらの研究成果をもとに、冷凍の総菜セット「カラダECO」を開発しました。