令和6年11月28日、食品栄養科学部環境生命科学科(2年生)では、静岡県焼津市の株式会社いちまる食品事業本部と環境のミカタ株式会社の見学会を必修講義「フィールドワーク」の一環として開催しました。
(株)いちまる食品事業本部では、低温調理法を利用して、ホテルやレストランなどに販売する加工食品を製造しており、衛生管理された加工現場やその製造過程で排出される排水の活性汚泥処理施設の仕組みについて説明を受けました。また、製造された加工食品の試食をさせていただきました。
環境のミカタ(株)では、工場や家庭から排出された使用済みプラスチックを破砕機で細かく破砕し、圧縮しながら熱を加えてRPF固形燃料に加工する過程を見学させていただきました。このRPF固形燃料は石炭などの化石燃料の代替品として県内の製紙工場等で利用され、化石燃料比で33%のCO2排出量の低減を実現しているとのことです。
本見学会は、公益社団法人 静岡県産業廃棄物協会・静岡県立大学食品栄養科学部後援会にご協力いただきました。関係者各位に感謝申し上げます。