学部2018年度卒業(フードマネジメント研究室)
Q1. どんな仕事をしていますか?
A1. 担当病棟の栄養管理、入院患者さんの栄養指導、NST業務、糖尿病の集団栄養指導、外来栄養指導を主に行なっています。
病棟にいる時間が長いので医師・看護師・薬剤師・リハビリスタッフと情報を交換しながら、患者さんの状態に合わせた食事内容の調整を迅速に行っています。退院先に合わせて食形態を調整したり、退院先の施設の方と情報共有をすることもあります。
Q2. 栄養生命科学科の魅力を教えてください
A2. 3つの学科が合同で勉強したり、実験をしたりするため、管理栄養士の取得を目標にしている仲間だけではなく、食に関する他の視点を持ってる友達と関わる機会が増えました。
また学科の人数が少ないので教員との距離が近く疑問点を聞きやすい環境です。
研究室活動では卒業論文を書くときに、文献の探し方や読み方を勉強したので、病院の仕事でも役に立っています。また卒業研究の他に、企業の方とレシピ開発をしたり、食育講座のお手伝いをしたりと、学んだことを実践できる機会があり充実していました。
Q3. やりがいを感じる時はどんな時ですか?
A3. 食欲不振や嚥下機能の低下で食事をとれなかった患者さんが、食事内容を変更することで食べられるようになる時です。それにより栄養状態が良くなるため、病気の回復が早くなったり、抗がん剤などの治療が継続できたりします。
また、入院中に栄養指導をした患者さんの食生活を外来で確認した際に、食事を改善したことで検査結果が良くなっている時にやりがいを感じます。