食品生命科学科Department of Food Science and Biotechnology

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共同研究により炎症・アレルギー反応を電解水が抑制することを発見

食品衛生学研究室の増田修一教授、島村裕子助教が、森永乳業株式会社(以下、森永乳業) との共同研究により、黄色ブドウ球菌由来膜小胞が誘導する炎症・アレルギー反応を微酸性電解水 (次亜塩素酸水) が抑制することを明らかにしました。

微酸性電解水は、生鮮品、飲料、酒類などの食品製造にとどまらず、外食産業、福祉施設などにその利用が広がっています。本研究の知見は、黄色ブドウ球菌由来膜小胞を標的とした新しい制御メカニズムによるアトピー性皮膚炎の抑制法の開発につながることが期待されます。

本研究成果は、日本食品科学工学会 第68回大会 (2021年8月26日~28日・オンライン開催) にて発表しました。

プレスリリース(PDFファイル0.55 MB)
https://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/media/news_press20210830.pdf

食品衛生学研究室
https://dfns.u-shizuoka-ken.ac.jp/labs/foodhygn/(研究室サイトへリンク)

森永乳業株式会社 ニュースリリース
https://www.morinagamilk.co.jp/release/(外部サイトへリンク)