食品化学研究室の学生と教員がベンチャー企業(合同会社DigSense)を設立し、独自開発したAIによって食品の風味表現を提示するサービスの提供を開始しました。
食品の開発、品質評価、マーケティングなど様々な食産業現場において、食品がどのような「おいしさ」なのかを担当者間、あるいは消費者と共有することは重要です。しかし、主観的な感覚である「おいしさ」を他の人に伝えることは容易ではありません。
今回、食品化学研究室が開発したAIによって食品の材料や成分を元に言葉(キャラクター)として風味を予測することが可能になりました。開発したAIを活用することで、その食品に関わる全ての人が同じ言葉を使って客観的に「おいしさ」を共有できるようになります。