食品生命科学科Department of Food Science and Biotechnology

HOME>学科紹介>食品生命科学科

学びの特徴

食の未来を支える技術者 (食のクリエーター)の育成

本学科では、「物質としての食品」、「食品の人体への影響」の観点から化学、生命科学に重点を置いた教育を行っています。一クラス20数名という少人数のもとで基礎的な知識から食品を創造するための知識、実践的な技術までを身につけることで食のクリエーターとしての実力を高め、食品企業をはじめとした食に関わる分野に食品技術者を多く輩出しています。さらに大学院への進学も多く、食品企業に加え、製薬・化学・化粧品分野等、幅広い分野で活躍しています。 また、教職の科目を履修することにより、理科教諭一種免許状も取得でき、食の視点を持った理科教育や食育の専門家を育成しています。

食の現場の課題を解決するための実践的な講義・見学

一部の講義では、本学科の卒業生をはじめ、食品企業で実際に活躍している方々を講師として招いて、現場を想定した実践的な教育を行っています。その他、県試験機関や企業への見学、インターンシップによって、食品の製造現場の中に身を置き、実体験をします。また、いくつかの講義において、少人数グループごとに、食品に関連する分野の調査やディスカッションを行うアクティブラーニングを実施しており、実社会で必要な課題解決のための能力の向上を図っています。

国際基準に適合したカリキュラムのもとで技術士を目指す

本学科は日本技術者教育認定機構 (JABEE)の認定プログラムとなっています。JABEEはワシントン協定など国際的な基準にも準拠しており、本学科のカリキュラムは食品技術者養成のための国際基準に適合していることが認められています。 本学科を卒業と同時に認定プログラム修了生 (修習技術者)となり、国家資格である技術士補 (農業部門)としての登録が可能となります。さらに、修了生は、技術士の一次試験が免除され、食品技術士をはじめ、様々な分野での活躍が期待されます。

食品研究の面白さを実感する

毎年、第一線で活躍している国内外の研究者による学部特別講義を聴講するほか、英語科目などにおいても最新の研究成果に関する学術論文などを取り上げて講読し、研究の面白さについて紹介しています。そのため大学院に進学して、食品に関する研究をさらに進め、修了後に食品や製薬企業の研究所や大学教育機関に勤める卒業生も多数います。

カリキュラム

1年次
食品技術者としての基礎力を高める
2年次
食品について考えるための基礎的な知識を得る
3年次
食品を創造するために必要な知識・技術・スキルを実践的に学ぶ
4年次
卒業研究を通して課題解決のためのアプローチについて身につける

取得可能資格

  • 技術士補登録 (JABEE認定校)
  • 食品衛生監視員・食品衛生管理者の申請資格
  • 理科教諭一種免許状 (所定の単位を取得することにより)

就職実績

(平成26年度から令和元年度)就職率100%

企業 (食品メーカー) 株式会社明治、ハウス食品株式会社、エスエスケイフーズ株式会社、アヲハタ株式会社、井村屋グループ株式会社、株式会社ホテイフーズコーポレーション、米久株式会社、株式会社ヤヨイサンフーズ、株式会社いちまる、名古屋製酪株式会社、株式会社ヤクルトマテリアル、焼津水産化学工業株式会社、株式会社マルハチ村松、山梨罐詰株式会社、株式会社ヤマザキ、株式会社鈴勝、伊藤食品株式会社、東海物産株式会社、丸善食品工業株式会社、日穀製粉株式会社、栄屋乳業株式会社、日研フード株式会社、株式会社ふじや食品
企業 (流通、サービス) 株式会社五味八珍、ヨシケイ開発株式会社、三菱食品株式会社、株式会社サイゼリヤ、株式会社ロックフィールド、株式会社クック・チャム四国、大和産業株式会社
分析関係 (財)食品検査協会、株式会社中部衛生検査センター・チャム四国、大和産業株式会社
薬品関係 鳥居薬品株式会社、和光純薬工業株式会社
公務員 静岡県、静岡市、富士宮市、島田市、沼津市
その他 東海・北陸地区国立大学法人 (浜松医科大学)、アクアリンク株式会社、ピジョンホームプロダクツ株式会社、株式会社クリエイト エス・ディー、静岡銀行、とぴあ浜松農業協同組合、遠州夢咲農業協同組合、協和界面科学株式会社
大学院進学 静岡県立大学大学院、京都大学大学院、横浜市立大学大学院、静岡大学大学院、岐阜大学大学院